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相関主義 [メモ]


 メモ。『有限性の後で』P16より。

 相関主義とは、主観と客観性の領域をそれぞれ独立したものとして考える主張を無効にするものだ。私たちは主体との関係から分離された対象「それ自体」を把握することは決してできないと言うのみならず、主体はすでに対象との関係に置かれていて、そうでない主体を把握することは決してできない、ということも主張する。悪循環や即座の自己矛盾に陥ることなく即自的なものを思考することはできない、と主張する議論を「相関的循環」と呼ぶことができるなら、哲学者たちが慣れ親しんだ次の推論の形を「相関主義的ダンス・ステップ」と名づけることができる--この形は現代の著作にしばしば見られるもので、例えば以下のように主張する。

「主体と客体をそれ自体として存在する二つの存在者とし、両者が取りもつ関係は他所からそれらに加わると考えることは素朴だろう。逆に関係こそが、ある意味で第一のものだ。世界が世界として私に現れるときにのみ、世界は世界という意味をもつ。自我が世界に対峙するときのみ、自我は自我という意味を持ち、その自我に対して世界が自らを露わにする(・・・)」


「ダンスステップ」・・・関係性の優位への信念、相互関係を構成する力への信頼





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